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- 2018年5月6日
主観の主を大切に
「仕組みに基づく解析」を前回お伝えしました。 経験に基づくと、思い込みや決めつけがいつの間にか働いてしまい、誤解やコミュニケーションに支障をきたしてしまいます。 すると、ひとつ疑問が浮かびます。 「主観は悪いモノなの?」 答えはNO。 当然、主観も客観も良いものでも悪いものでもありません。 単なる仕組みです。 その仕組みの結果が「ある条件」ではよく働き、「ある条件」では悪く働いているだけなんです。 ということは、大切なのはバランスなのだということになります。 私たちの脳は、まず脳の認識構造のよって認識し、その後に名前を付け理解しようとします。 形や色、奥行きや動きは認識構造が映し出しています。 それを過去のデータバンクとつなげて、名前を付け、意味や価値を理解して、多様な規定の現実を生み出しています。 これはYouTubeでお伝えしている通りですね。 「1/4脳の認識のクセと考え感情の関係を理解 認識のクセ編」 (28.22 認識のクセの特性) 人との会話も同じですね。 認識構造では、単なる音として認識しています。イントネーションや高さ低さ、音の長
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- 2018年4月20日
経験に基づく解析と仕組みに基づく解析の違い
経験に基づく解析と仕組みに基づく解析の違い 人は、目の前にあるものを名前を付けて理解しようとします。 例えば、「テトラポッド」といえば海に沈んでいるあれを思い浮かべるでしょう。 では、「ヘプタポッド」といえばどうでしょう? 自分が知らないモノについては、それが何を指しているのか理解することができません。 これは、人間の脳の認識機能が、過去のデータバンクへ検索し、出会った事象を理解しようとしているからです。 過去のデータバンクに情報が無いものは、いくら検索しても見つかりません。 その時に出てくる解析は「分からない」「知らない」「難しい」となります。 次にその結論がデータバンクの中に関連付けられて蓄積され、「自分とは関係のないモノ」「よく分からないモノ」「重要ではないモノ」とさらに結論がついてしまいます。 経験に基づく解析だと、「自分とは関係のないモノ」と結論付けたモノをさらに深めようとはません。 再び考え直すこともなければ、調べることもなくなります。 仕組みの基づく解析だと、この説明のようにどこからその解析が始まり、どこで結論付けているのかが観察で
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- 2018年3月25日
本当の自分を探しています 問答
今回は、ちょっとした問答をご紹介します。 とあるお坊さんがやっている勉強会に、「本当の自分」を探している人が相談にやってきた、という話です。(パパジ、私に『私』と会わせて下さい!)より ある崇高だと評判の坊さんに相談に来た人がいます。 相「本当の私を探してします」 坊:うん。そうなんですね。では、あなたの探している本当の私はどこにいますか? 相 :それが分かりません。 坊:そこへはどんな手段で行きますか? 相:それを知りたくてきました。 坊:車で行けそうですか?それとも飛行機?船かな?、歩いていくの? 相:それでは行けません。 坊:なぜ? 相:・・・ 坊:なぜ?行けないの? 相:ここにいるからです。 坊:どこにいるの? 相:ここにいるからです。 坊:誰が? 相:私がです。 坊:そう、今ここにいるよね。 相:・・・ 坊:あなたが探しているのは、今ここにいるんだよ。 相:??? 坊:あなたが探していたところは間違っていたよね。 相:・・・ 坊:あなたの探し物は、どこにいる? 相:・・・今ここです。 坊:もう、そこから動いてはいけないよ。どこへ行こうか
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- 2018年2月23日
考えは記憶に100%依存している
なぜ仕組みが必要なのか ・考えは記憶に100%依存している 「オリンピック」と聞くと平昌オリンピックを思い浮かべる人が多いでしょう。その次は東京オリンピックでしょうか。 リオデジャネイロオリンピックを思い浮かべる人は少ないかもしれませんね。 それは、記憶に新しいものを考えてしまうからです。 では逆に次の単語では何を思い浮かべるでしょうか。 「ヘブタポッド」 何を指しているのか分からない方がほとんどだと思いますが、ちゃんとした名前なんですよ。 何を指しているのかが分からないということは、この単語に関する情報知識が記憶のデータバンクに無いことを意味しています。 つまり、 記憶のデータバンクに情報が無ければ考えを働かせることができない。 そして、 記憶のデータバンクの中で濃度の濃い情報知識について考えてしまう ことが分かります。 ちなみに、濃度が濃いと、条件反射的に考えや感情が連鎖していきますよね。あれって、自らの意志や心から考えていないということになるんです。その結果、憂鬱になったり、落ち着かなくなったりしてしまうんですよ。 「疎通の課題を解決する」
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- 2016年5月4日
人工知能の登場が、新しい世界を創るための救世主といえる二つの観点
人工知能に対して、とうとう日本政府も人工知能に対して10年で1000億円の研究開発費を投じると発表がありましたね。(人工知能開発に10年で1000億円 by nikkei) 今、世界の人工知能開発を引っ張っているのは、企業の大手であるGoogleやApple、Microsoft、Facebookなど世界的企業が名を連ねています。 そこに続けとばかりに、自動車業界や家電業界、政府や大学など世界的ブームと言っていいほどの盛り上がりです。まるで、産業革命やIT革命が起きた時期のようです。 人工知能は、2045年に人間の能力を超えると言われています。(シンギュラリティ by wikipedia) 人工知能が人間の雇用を奪うのではないか、人工知能に人間が影響されるのではないかと様々な不安な情報が流れています。 どうしても、人工知能の存在ばかりに注目が集まってしまいますが、人工知能という存在の登場は、人間にとってどんな意味を持つのでしょうか。 シンプルに2点で整理しましょう。 一つ目は、「創造」という観点です。 これまで、人類はその長い歴史の中で、自分以外の
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- 2016年1月21日
自分と自分の宇宙がある・ないって、どゆこと?
「自分と自分の宇宙」この言葉を聞いたことがある人は、稀なはずです。 認識技術・観術では、この言葉をよく耳にします。 観術を使うということは、「自分と自分の宇宙」が消えたところから、考えや感情、イメージをスタートさせると語るほど、キーとなる言葉になります。 今回は、認識技術・観術の日本人講師である内海氏が語っている「- 自分と自分の宇宙は無い - 科学誌「Nature」で発表された量子力学の実験結果が示す革命的な世界観」をご紹介しながら、「自分と自分の宇宙がない」ことについて書いてみたいと思います。 「自分」とは、自分のアイデンティティ。自分自身をどう思っているのかの答えにあたるものです。
「自分の宇宙」とは、そのアイデンティティが生み出す世界のことを指しています。世界とは、エネルギーからイメージ、感情、思考、言葉、表情、行動を指しています。
「自分」と「自分の宇宙」はペアの関係にあります。「自分」が変わると、「自分の宇宙」も変わる関係にあります。 内海氏が、この動画で伝えようとしていることは、 私たちは、宇宙がある前提の認識ですべてを考えてい
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- 2015年11月27日
「未来に対する不安」はどこからくるの?変化のポイントは?
不安はどこからやってくるの? 不安は確信の持てないところからやってきます。
「このままで大丈夫なんだろうか」
「これからどうしよう」
「もし、こうなったら・・・」 でも、どんなに不安しがちの人でも不安しないポイントがあるんです。
それは、
疑いようのないことや、当たり前だと思い込んでいること。
これらのことに対して不安することはありません。 例えば、
「今見ている画面がリンゴに変わったらどうしよう」とか、「自分の性別が突然、異性になったらどうしよう」とか。
そんなことを不安しないのは、疑いようのない確信があるからです。 逆に確信を持ちにくいのは、自分の「知らない世界」に対してです。 未来に不安を持ちやすいと一般的にはよく言われますが、それは、未来が「知らない世界」だからですね。 「知らない世界」に対する不安を解消する方法は、いろいろとありますが、一番シンプルなのは、「今ここしかない」というものでしょうか。
不安している自分は、今ここの「自分」が「不安の解析をしている」ことになるからです。
不安の解析とは、別の解析もできるはずな
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- 2015年10月19日
「分からないから、出来ない」で止まっているあなたへ
立ち止まっている人へ 始めての挑戦することになった時に、2つのタイプに分かれます。
1つは、よく理解しようとする人。もう1つは、やってみる人です。 この時点では、どちらがいいとか悪いとか一概には言えません。
どちらにも利点はあります。
しかし、どちらかに固定されるのはデメリットしかありません。 同じ観点に固定されてしまうと、その観点から見える世界が全てだと、思い込んでしまいます。
よく理解しようとする人は、もっと正確に理解を深めようとしてしまいます。
やってみようとする人は、突破口が開けるまでやり続けようとしてしまいます。 そんな時はこんな問いかけをするのはどうでしょうか?
「どこからどこへ向かおうとしているのか?そこにゴールはあるのか?」 今ここどんな世界を描けていますか? よく理解しようとする人は、「理解出来ていない」を出発に、「理解している世界」へ向かおうとしています。しかし、その「理解している世界」は、はたしてゴールと呼べる場所なのでしょうか? やってみようとする人も同じです。
「出来ていない」を出発して、「出来ている世界」
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