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- 2016年7月4日
「何かが足りない」をどうにかしようとしない
「うまくいかない」 「思った通りにいかない」 「完ぺきでにならない」 そんな解析を重ねてしまうと、どんどん自分の存在を小さくさせてしまいます。 小さくなった自分が考えた先にあるのは、「相対比較」「○×の判断」「他者否定」「自己否定」です。 「何かが足りない」という解析の結果を前提に、どんどん解析を重ねてしまい、「心から解析したくない解析の結果」を蓄積してしまいます。 ここで重要なのが、「心から解析したくない解析の結果」というポイント。 これが逆に、「心から解析したい解析の結果」を蓄積しているのだとしたら、尊厳を喪失してしまう方向へ向かうことはありません。 尊厳が喪失してしまうのは、自分が生み出した解析の結果を、心が納得していないからです。 考えと心にギャップがあると、考えた世界が心を抑え込み、「本当はそうじゃないのに!」という「心からの抵抗」が、悩みや苦しみとなって感じるようになっていきます。 「何かが足りない」をどうにかしようとしてしまったときは、一度立ち止まって、「足りないことの何が問題なのか」を考えるといいでしょう。 「それの何が問題なの?
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- 2016年6月23日
どんな解析もすべて一部分でしかないのです
「あの人から○○だと思われている」
「たぶん、○○なことをしている人たち」
「自分は○○が苦手だから」 心が上がったり下がったりするのにもっとも影響があるのは、人との関係性です。
「相手からどう思われるのか」「相手をどう思うのか」から始まる解析サイクルは、重なれば重なるほど不安や恐怖、一時的な自信や幸せを創り出してしまいます。 認識サイクル 解析サイクルとは、誰もがやっている「思考」のプロセスをモデル化したものです。 解析には、必ず前提となる「What」があり、その「What」を前提にあらゆる条件や状況、環境に合わせた「考えの走る道」を通過、そして結論となる「解析の結果」を導き出します。
その「解析の結果」は、過去の記憶のデータバンクへインプットされ、目の前の現象に対し、そのデータバンクにアクセスしながら「What」を規定するのです。 (参照:あなたの考えを客観的に観察できる「解析サイクル」とは) 何かのきっかけで、一度「あの人から○○と思われているんだな」と解析すると、「どう思われているのか」が「What」となり、次の解析サイクルが動き
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- 2016年6月15日
「ありのままでいい」の落とし穴
ありの~♪ままで~♪と映画の主題歌があったように、「ありのままでいいんだ!」がまるで、魔法の言葉のように使われることがあります。 「ついがんばってしまうけど、ありのままの自分でいよう」
「ありのままの自分をもっと信頼できたらいいな」
「気負いせず、ありのままで交流できるようになりたい」 「ありのまま」というと、ついつい、○のニュアンスやポジティブなニュアンスでとらえがちですが、その逆の×のニュアンス、ネガティブなニュアンスもありえることを知っていましたか? 例えば、
なかなか意思決定ができない自分に対して、これがありのままなんだから、このままでいいんだ。とか。
休みになると家に閉じこもりがちなライフスタイルに対して、私はインドアのタイプが自然だから、これが一番私らしいの。とか。
本当にそのままでいいの?と、「ありのまま」という単語のイメージを固定したまま解析してしまうことに気づけていません。 あらゆる単語の意味には、二面性があります。
ある条件や状況、環境のときは、○。ある条件や状況、環境のときは、×。
条件が少し変わるだけで、○に
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- 2016年5月27日
ふと思い立ったことをしっかり育てていくことの大切さ
「なんだかブログを書いてみたい」
「パートでもしてみようかな」
「イベントをやってみたいな」
ふと今の現状とは違う何かをやってみたいと思うことって、ありますよね。 理由がある時もあれば、特にない時もある。
根拠を持って説明できる時もあれば、なんとなくとしか説明できない時もあります。
そんな時に周りがどんな反応をするのかで、多くの場合は、「行動に移すのか」、「やめてしまう」のかが決まってしまうのではないでしょうか。 周りの誰かが、
「やってみろ、サポートはいくらでもする」と力強く声をかけてくれる人がいたら、どんなに心強いかと思いますが(笑)、そんな人はなかなかいませんよね。 僕は、「ふと思い立った」ことや「違和感」、「モヤモヤ」。「気付き」や「発見」を新たな未来を拓く芽だととらえています。
その時、その条件、そのタイミングでなければ、芽生えなかった可能性です。 芽生えたばかりの植物は、それがいったいどんなものなのかは誰も想像できません。大きな樹になるのか、それともおいしい実を付ける木になるのか。美しい花を咲かせるハーブなのか、一気
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- 2016年5月22日
「出来ない」「足りない」「分からない」にとられて、薄っぺらな生き方にならないために必要なこと
人が人生の中でよく気にするキーワードが4つあります。
1.人間関係
2.将来について
3.お金
4.健康
どれも不完全さが付きまとうものです。そして、完全といえる状態も想像しがたいですね。
「自由に扱えるお金があったらいいのに…」
「良いパートナーさえいたらな…」
「もっと時間があれば…」
誰でもそんなとらわれに掴まれてしまったことはありますよね。
でも、待っていては何も始まりません。
本やインターネットで検索すると、たくさんの情報ややり方を知ることができます。
「誰でも簡単に確実に!」というキャッチフレーズがとても魅力的に見えてしまうほどに。
僕自身もそんな状況をずっと繰り返していました。
「やりたいことやアイデアは浮かんでいるけど、一緒にやる人がいない」
「休みなく働いてお金はたくさん得たけど、自由な時間がなくて何もできない」
「やる気もある、仲間もいるのに、身体がいうことを聞いてくれない」」
そんなことにとらわれ、動けなくなっていた時間を考えると、胸の奥がムズムズしてきます。 ある20
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- 2016年5月19日
「○○がダメだ」を外すと、あなたの選択肢は大きく広がる
失敗した時や思った通りに行かない時は、相手に「ダメ」を決めつけてしまったり、自分に「ダメ」を付けてしまったりしてしまいますね。
「本当は○○のはずなのに・・・」
「こんなこと、あってはいけないのに・・・」
「うまくいかないのは○○だから」
「どうせ私は○○だから・・・」
ダメだと思ってしまうことは、悪いことではありません。
ダメだと思えるから、よりよい方向へ物事を進めることができたり、本当に大切なことに気づくことができたりするからです。
でも、「ダメ」だと決めつけてしまい、「交流ができない」「関係性が断絶してしまう」「自分を小さくさせてしまう」のは、よくない傾向だといえますよね。
その決めつけをずっと続けてしまうことは、あなた自身の人生の可能性をつぶしてしまうことになります。
生きがいもなく、同じような人とのつながりしかなく、つまらない、パッとしない時間を繰り返してしまうことになりかねません。
「ダメ」だと思ってしまうのは、誰でも思ってしまうことです。
「認識のクセ」で学んだように、人の脳は偏った見方しかで
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- 2016年3月13日
ミスをすることを追及するのではなく、すぐにリカバリー(回復)できないことを追及すべきなのではないかと思う件
ニュースや報道では、誰かがミスをしたことに一斉に糾弾する現象が起きてしまいます。
「あなたが悪いんだ」と言わんばかりに、ミスを起こした責任を追及しながら、人間性や存在を否定するニュアンスが含まれてしまいます。 この状景に触れる度に、心がぎゅっと緊張してしまいます。 この状景に触れるといつも思い出されるイメージがあります。
それは、キリスト教の聖書に出てくる、イエスの言葉です。 マクダラノマリアが娼婦であることを罪とされ、周囲の人たちの糾弾によって石を投げつけられる場面で、イエスはこう言い放ちます。
「罪を犯したことの無い人が石を投げなさい」
この発言により、石を投げる人たちはその場からいなくなり、マクダラノマリアは窮地を脱します。そして、その後イエスの集団に加わっていきます。 今年は2016年です。
西暦が、イエスの誕生した年から数えているのを考えると、少なくとも2000年前にも、集団で一方的に糾弾する現象が起き、それを止めようとしていた人がいたことがわかります。 認識のクセの観点から観れば、人の認識構造そのものに「部分しかとれない」「違
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- 2016年2月2日
意志が大きくなるほどに、不安が大きくなるあなたへ
あなたの不安は、意志とは違うものではなくて、意志のひとつかもしれません。 意志が大きくなるほどに、不安が大きくなる。
意志が小さくなれば、不安も小さくなる。 そんな心理現象があなたにも起きているのなら、意志の「ある部分」の淀みを不安という名前をつけ、認識している可能性があります。 もし、そうかも!と心当たりがあるのなら、こんな質問を自分に投げてみてください。
「自分にとって、意志と不安の違いは、なんでしょう。」 ある人はこう表現しました。 意志には、「責任」が伴う。
不安は、「ザワツキ」が伴う。 人によって、この違いをどう表現するのかはまちまちですが、相対関係は同じです。 「責任」という心の動きの中に、「ザワツキ」を感じやすい部分があり、そこを「不安」と認識しています。 意志がまだ小さいときの「不安」は、認識できるほど濃度が濃くなく、有限化されにくい状態だと、イメージすることができます。有限化されなければ、無いのも同然なので不安を感じることもありません。 そこから、意志が大きくなり、「不安」も明確に認識できるようになると、新たな心理現象が引
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- 2015年11月15日
テロとイジメ 尊厳を取り戻す叫びが響く世界の中で
by pray for paris フランスではテロが再び起こりました。
日本では、イジメによるニュースが途絶えることがありません。
イジメもテロも共通するのは、尊厳を奪う争いだということ。
尊厳を失った側が、自らの尊厳を取り戻すために、他人の尊厳を傷つけてしまいます。 参照 (認識のクセによって争いが止まらないメカニズム) これらのニュースの裏に、尊厳を取り戻す叫びが響く世界があるように思えてなりません。 痛みとは、出会いです。
出会いがあるから自分が何者なのかが分かります。
どこからどこまでが自分なのか。この自分という存在は何をなせることができるのか。
出会うことができるからこそ、その先の出会いができます。
僕は一度、歩けなくなったことがあります。
スポーツにより膝の靭帯を損傷し、全く歩けなくなった状態から、歩けるようになるまで3か月を要しました。
もう一度、スポーツができる状態に復帰するまで半年のリハビリが必要でした。
動けなくなってしまった時、「どうして自分が…」と他人を羨み、自分を嫌悪し、希望が見
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- 2015年11月8日
人生がつまらなくなる5つの観点
つまらないのは、その観点に固定して世界を観てしまっているから 人生は、「どんな自分になって」「何をするのか」と解析することができます。
「何をするのか」ばかりを追いかけていると、つまらなくなるように、人生にはしっかりと立ち止まって、自分が選択していることをじっくりと観察するときも必要です。
人生をつまらなくさせる5つの観点を上げてみました。
◆自分自身の尊厳を低く見ている観点 他人をバカにしてしまう人が最もバカにしているのは、自分自身です。
他人の尊厳を軽んじたり、汚してしまう人が最も尊厳を潰しているのは、自分自身の尊厳です。
人は、自分自身を守るために、他を低く見てしまいます。低く意味づけ価値付けすることで、自分の尊厳や存在を保とうとしてしまいます。
これは、誰もがやってしまう本能です。
やってしまうことを批判したり否定することは、解決の方向へ向かっているのではなく、同じことを繰り返しているだけになります。
大切なのは、気付くこと。
尊厳を傷つけるようなことをしても、尊厳の全て、存在の全てを否定するこ
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- 2015年9月23日
人類にとって、なぜ認識のクセで考えることが必要なのか
このブログで何度かお伝えしている、「認識のクセ」 私たちの脳には認識するクセがあります。
それは、全体のうちの部分しか取れない。共通ではなく違いしかとれない。今ここを過去とつなげてしまう。有限化するというものです。 これは、全ての人に共通して持っている認識構造です。
そう、みんな同じ。 私たちの考えは、認識のクセが影響しています。
私たちのイメージは、認識のクセが影響しています。
私たちの、感情にも、アイデンティティーにも。言葉や行動にも、認識のクセが影響しているんです。 ということは、認識のクセを理解することで、自分の可能性を広げることができることにもなります。
そして、自分が実感して理解できたことは、他の人も同じだということにもなります。 例えば、
「どんな部分を見ているのか」「どんな違いを見ているのか」「どんな過去のデータから見ているのか」の認識をたどるだけで、自分が何をそもそも見ているのかを認識することができます。 潜在意識を開発したり。
相手の考えていることを理解したり。
自分が表現したいことを深めたり。 仕事や人間関
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- 2015年9月3日
認識のクセを活用するだけで、あなたの脳は賢くなる!?
認識のクセを活用するだけで、あなたの脳は賢くなる!? 認識のクセは、誰もが持っている潜在的構造と言えます。
あらゆる全ての解析には、認識のクセが当てはまるからです。 「認識のクセの秘密は、あなたの秘密」でもご紹介したとおり、人は対象を認識するときに、4つのポイントを主に認識するクセを持っています。 「部分だけを取る」「違いだけを取る」「過去とつなげてとる」「有限化してとる」 認識のクセ この認識のクセをうまく道具として使うことができれば、あなたは脳の認識力を格段に活性化することができます。 いくつかの例を上げて確認してみましょう。 かすれ雲と入道雲 この二つの雲のうち、ハッキリと描けるのはどちらでしょうか?
境界線がハッキリとしている入道雲の方が、白紙に描くときには再現しやすいはずです。 これは、「違い」が明確であるため、雲という「部分」をハッキリと切り取ってイメージしやすいからです。 メニュー看板と交通標識 この違いではどうでしょうか。 メニュー看板は、文字が溢れ、ごちゃごちゃしてハッキリと認識できません。交通標識は、とてもシンプルです。
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