経験から出発する限界

最終更新: 4月16日

経験から出発する限界





脳の「認識構造」の仕組みを技術として専門の言語「海とお魚」を使いながら語っています。

前々回はその言語「海とお魚」について、そして前回は「なぜその言語が必要なのか」を語りました。

「海とお魚」を確認したいときは、前々回の内容をご覧ください。ここからは「海とお魚」を理解している前提で進めていきますね。



・前々回「「海とお魚」このブログで使う言語について語ります」


・前回「なぜ「海とお魚」で考えなければならないのか」




前回の最後に、こんなことをお伝えしていました。


「海とお魚」という言語を使うのは、脳の認識構造が勝手に「お魚」を生み出し続ける受動的な生き方から、自発的創造的な生き方へ変えるために、必要な言語なのだということですね。


今回は、同じ認識構造の特性で、「経験」か生み出す考えの障壁について語ってみたいと思います。

これは、提供しているプログラムの中では、人間が超えるべき重要な課題のひとつにあげています。



目次

・必ず経験から出発する

・経験から出発することで何が起こってしまうのか

・コミュニケーションのズレ、心と解析のズレ

・どう変化していくのか?





◆必ず経験から出発する

前回の話で、認識構造から解析(考え感情)が生まれることをお伝えしました。

この認識構造には特性があります。

その中に、「経験に基づいて理解・解析する」という仕組みです。


これは、どんな言語であれ、学問や宗教、普通の日常の世界であれ、必ず働いている脳の仕組みです。


この経験とは、「自分が経験したこと」を指しています。

人生の中で蓄積してきた知っている世界ですね。


これを「海とお魚」で表現すると


・認識構造 > 経験 > 理解・解析

認識構造という海から、経験を蓄積する仕組みが生まれ、その仕組みによって理解したり解析しているということですね。


「海とお魚」とは、認識技術を使うときに使用する言語です。

「海とお魚」には、条件があります。

・海が消えるとお魚は消える。

・お魚が消えても海は消えない

・その海からそのお魚が生まれる。



この条件に会わせて考えていくのが、この「海とお魚」です。


この「海とお魚」は、nTech創始者のNohJesuが開発した独自の「イメージ言語」の機能の一部を使っています。

このイメージ言語を使うには、「自分と自分の宇宙が消える」というコンテンツを身に付けなければ使うことが出来ません。

このブログや僕の活動のすべてはこのイメージ言語を使っています。

「海とお魚」は、解析の次元を上げる最初のステップになります。





◆経験から出発することで何が起こってしまうのか

この経験から出発して解析(考え感情)する仕組みは、とてもとても大きな影響を私たちに与えています。


「経験から出発する」ことを「海」として、そこからどんな「お魚」が生まれるのかを観てみましょう。

まずは、構造的な観点から。



経験から出発すると、


・経験に基づいて理解してしまう

・知っている世界に固定されていく

・知らないことは理解が出来ない

・相手の発言を自分の知っている世界で理解する

・何と出会っても過去の経験とつなげてしまう

・自覚無く決め付けてしまう

・決め付けや先入観で判断してしまう

・起きた事実に対して、勝手な世界を後付けしてしまう

・自分が正しいという観点を外すことが出来ない

・それらのことを自覚なくやってしまう


ざっと上げるとこんな感じです。

創造的ではありませんね。


シンプルに表現すれば、

「過去のデータバンクに基づいて理解・解析を行い、その解析が過去のデータバンクに蓄積される」

これを繰り返しています。


知識的な理解だと、「へぇーそうなんだ」で終わってしまう話ですが、実感を伴って理解すると、強い危機感を感じるほどの限界を感じるようになります。


これが仕組みで起きているという点が注目すべき点です。

解析を生み出す仕組みに、「経験に基づいて理解・解析する」特性が組み込まれているということは、経験から出発している限り、これらの限界を超えることが難しいということになります。

この仕組みが起こしてしまうのが、コミュニケーションのズレや心と解析(考え感情)のズレです。





◆コミュニケーションのズレ、心と解析のズレ

コミュニケーションや心のズレは、個人の問題としてまとめられますが、経験から出発する認識構造の仕組みが起こしている問題です。

そう、仕組みの問題であって、あなた個人の問題ではありません。


そもそも、経験知という過去のデータバンクの情報は、自分が解析した結果が蓄積されています。

見たことや聞いたことという体験したことが蓄積されているわけではないんですね。

見たり聞いたことを「自分がどう思ったのか」「感じたのか」という解析の結果がインプットされます。

同じ映画を見ても、10人見れば10通りの映画が上映されているということです。


同じ存在と出会っても、同じ現象と出会っても、それをどう理解するのか、どんなことを感じるのかはみんな異なります。

また、一人の中でも、条件や環境が変わると変わってきます。例えば、シェアする相手が変わったりするとかですね。


それを私たちは自覚なしに行っています。

ここで起きるのがコミュニケーションのズレです。



さらに、経験の世界の中心は、自分という存在です。

自分という存在が中心になると、その周囲には「自分という存在」と関わりのあるものが並びます。

当然ですね、自分に関係ないものと関わろうとはしません。


そして、自分に足りない何かを周囲に求め補おうとします。

でもそこで、コミュニケーションのズレが起きるんです。そうここでズレてしまうんですね。

そこから、良くも悪くも自分という存在に○(肯定)や×(否定)をつけてしまうことになります。

結果、心が傷ついたりしてしまいます。


この繰り返しは自分の心と解析のズレを生み出します。


本来は誰もが心から出発する人生を創り出していきたいはずです。

でも、心がいくら繊細なことを感じたとしても、経験から出発した瞬間に、心と解析にズレが生まれてしまいます。

過去のデータバンクにある情報は、先入観や決めつけ、勝手な思い込みです。

解析が働いた瞬間に、心の繊細さが経験知という「力」にかき消されてしまうんですね。

それはもう、巨大な権力が働いているかのように、心の動きがジャッジや判断がかき消してしまいます。

結果的に、自分の心の動きを自分の解析で、喪失させてしまうことになります。


この心の動きと解析のズレは、経験から出発する解析の深刻な限界です。




私たちが日常的に感じている悩みや課題は、この経験から出発するズレが引き起こしています。


これを海とお魚で整理すると、


・経験から出発 > 自分という存在 > 足りない何かが生まれ、補おうとする > コミュニケーションのズレ、心の傷、心と解析のズレ > 悩み課題

ですね。





◆どう変化していくのか?

悩みや課題が仕組みで起きているのなら、変化も仕組みで起こすことが出来ます。


それが、


・認識構造の仕組み > 仕組みの特性 > 悩み課題

です。


認識構造の仕組みから解析すると、どうなるのかというと、


仕組みに基づいて解析していくことになります。

脳がどんな仕組みを持っているのかの理解が深まれば深まるほど、条件や状況、環境に振り回されず、自分が創っていくことになります。


仕組みから出発して解析するときは、

「何をどのように認識しているのか」から着手することになります。

脳は、認識した結果を解析します。

経験から出発すると、どうしてもその解析の結果を追い続けてしまいますが、仕組みに基づくとその元を特定することになります。


経験から出発すると、先入観や思い込みで無意識に決め付けてしまう。

これを、意図を持って自ら決定するプロセスを踏んでいくこと、これが仕組みから出発することで出来ることになります。



この辺の詳しくは、おいおいお伝えしていきますね。



今回は、経験から出発する限界の話でした。




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