認識のクセを活用するだけで、あなたの脳は賢くなる!?


認識のクセを活用するだけで、あなたの脳は賢くなる!?

認識のクセは、誰もが持っている潜在的構造と言えます。 あらゆる全ての解析には、認識のクセが当てはまるからです。

「認識のクセの秘密は、あなたの秘密」でもご紹介したとおり、人は対象を認識するときに、4つのポイントを主に認識するクセを持っています。

「部分だけを取る」「違いだけを取る」「過去とつなげてとる」「有限化してとる」

認識のクセ

この認識のクセをうまく道具として使うことができれば、あなたは脳の認識力を格段に活性化することができます。

いくつかの例を上げて確認してみましょう。

かすれ雲と入道雲

この二つの雲のうち、ハッキリと描けるのはどちらでしょうか? 境界線がハッキリとしている入道雲の方が、白紙に描くときには再現しやすいはずです。

これは、「違い」が明確であるため、雲という「部分」をハッキリと切り取ってイメージしやすいからです。

メニュー看板と交通標識

この違いではどうでしょうか。

メニュー看板は、文字が溢れ、ごちゃごちゃしてハッキリと認識できません。交通標識は、とてもシンプルです。 「違い」が明確であれば、何を示したいのかの「部分」を脳が受け取りやすくなることが分かります。

受け取りやすいのは、脳ですね。 認識のクセに当てはまる条件を一つでも増やすことができれば、あなたの脳は、その情報を美味しく受け入れることができるということです。

これは、人の考えにも当てはまります。

仕事中に、突然後輩が自分の席で声を上げます。 「この日の日程って調整できませんか?」 「・・・」 「山田さん!?この日なんですが…」

「えっ、おれ。何の話?」

後輩の発言には、主語がなく、独り言なのか、相談なのかも分かりません。 複数の人が、それぞれの仕事を行っている状況で、「部分」「違い」が不明確だと「What?」は特に認識できません。認識できなければ、存在していないのも同じです。そのままスルーされてしまいます。

コミュニケーションにおいて、どんな「部分」「違い」の話をするのかを、事前に明確にしておくと、誤解やわずらわしさをお互いになくすことができます。 無駄な仕事も減らせますよね。

by Alan Cleaver

悩みや問題についても活用できます。 私は、認識する力を向上する教育サービスを行っていますが、その中で、相談を受ける時に一番多いやりとりは、その悩みや問題をより明らかにすることです。 「悩みや問題だと呼んでいる対象は何か?」 重要なのは「対象とは何か?」になります。

悩みや問題は、そう認識している人だからこその、悩みや問題のはずです。 間違いなく、その人が見ている「部分」「違い」があり、「過去」とつなげて解析した結果が悩みや問題なのです。 いったい、「何を見ているのか?」を明らかにすることが、解決への最も効果的な第一歩となります。

ちなみに、ほぼ全ての場合、過去のデータをそのまま目の前の事象に決め付けてしまっています。

by Alan Turkus

より明確に理解したいという時は。 仕事や遊び、趣味、健康…。人生は勉強や学ぶことばかりですよね。 認識のクセを活用すれば、少し賢く学べるかもしれません。

☆「部分」 明確にしたい範囲を決めることです。変化したい範囲や対象を明確にすることです。

★「違い」 どこまで理解して、どこから理解できていないのかを明確にすることです。 どこまでは出来ていて、どこから出来ていないのでしょう?

☆「過去」 過去とつなげて理解しようとするのも大切ですが、過去と切り離して取り組むことも大切です。 過去とつなげてしまうと、ついつい「もう知っている」と解析してしまいます。これだと、対象と出会っていないことになります。これでは、学びになっていませんね。

学びを日常で実用的なものにするには、再現性があるかどうかが問われます。

これは反復しかありません。脳に、繰り返し触れさせてあげることで、再現可能になり、より繊細な認識ができるようにもなります。

★「有限化」 新しいものと出会う時には、言葉にできないモヤモヤや違和感は付きものです。 でも言葉にできなければ、共有さえできないので、ちょっと困りものです。 こんな時は、そのモヤモヤや違和感の濃度を上げてみましょう。

どんなモヤモヤなのか、どんな違和感なのか。自分の過去のデータと照らし合わせながら、しっくりくる単語をひたすら探し続けてみましょう。 輪郭が見え有限化でき始めてくると、言葉を当てはめ、共有することができるようになります。

by Sebastiaan ter Burg

今回は、認識のクセの活用についてでした。 認識のクセの条件を一つでもそろえると、脳は美味しく受け入れてくれます。

条件のそろえ方は、

「どんな部分?」「どんな違い?」「どんな過去データ?」 この問いかけをすることです。

ぜひ、一度活用してみてください。

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