気付こうとしなければ、気付けない


久しぶりに映像を使います。

ハーバード大学で行われた、気付きのテストです。 ずいぶん前に流行った映像なので、もう知っている方もいるかもしれませんね。 何はともあれ始めてみましょう。

気付きのテスト

白のチームは、何回パスをまわしましたか?

それでは映像で確認してみてください。

1回目

2回目

3回目

合計は、13回が正解でした。

ところで、ムーンウォークする熊が見えていましたか?

ムーンウォークする熊だ!(笑)

あなたが気付こうとしなければ、気付けません。 実はこの映像、ある実験のリメイクです。 その実験は、ハーバード大学で認知メカニズムや神経心理学の研究を重ねているクリストファー・チャブリス教授と同じハーバード大学で人間の認識、記憶、意識の限界をテーマとした研究を重ねていたダニエル・ シモンズ教授による「見えないゴリラ」という実験で制作されました。 この実験は、イグノーベル賞にも選ばれ、海外のドラマCSIにも使われたりしているようです。 オリジナルの映像は、バスケの選手役が素人で、熊がゴリラになっています。 リメイク版の方が、選手役の人が本格的でパス回しも早く、より意図が伝わりやすいのでこちらを使いました。 さて、なぜ熊が見えなくなるのかのかは、「認識のクセ」が影響しています。 脳は「部分だけ」「違いだけ」「過去とつなげて」「有限化」を取って認識しています。

認識のクセの詳細は、「認識のクセの秘密は、あなたの秘密」をご覧ください。 今回ここでお伝えできればと思うことは、「気付こうとしなければ気付けない」ということです。 認識のクセが全ての人に当てはまるのであれば、人は必ず全体を見れてはいないことになります。現実のありのままを見るのは不可能だということです。 しかし、人は全体を見ていると思い込んでしまいます。自分の解析した結果を前提に、自分の解析を重ね、目の前の存在を認識してしまうのです。 その結果は、ご存知のように、争いが絶えず、自らの尊厳を守ることさえ困難な歴史が続いています。 今日一日でさえ、他人や自分の尊厳を一度も低く見ずに過ごせた人は、多くはないでしょう。 それを変えるのは、シンプルに気付こうとすることです。

気付くことができなければ、熊に出会うことはできませんでしたよね。 自分に対しても他人に対しても同じことになります。 気付こうとしなければ、出会えない自分や他人がいます。 自分が既に出会っている存在は、ほんの一部でしかありません。 全ての存在には、そこにいたるまでのストーリーがあり、蓄積がありますが、それらをすべて踏まえたとしても、それでもまだ部分です。 熊に気付くだけで、映像は全く別の意味をもつ存在に変わったはずです。 その可能性はあなた自身が創り出したものです。 宇宙森羅万象に対しても、そのメカニズムは全く同じく働きます。

気付こうとするところから、本当に出会いが始まる。今ここがつながってくる。

そんなことを実感する毎日を過ごせたら素敵ですよね。

気付こうとしなければ、気付けない。

#認識のクセ #映像

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