セッションをしていると、「スッキリしました!」と、課題の全てが解決したものと認識する方がほとんどなのですが、それはまだ半分です


セッションをしていると、「スッキリしました!」と、課題の全てが解決したものと認識する方がほとんどなのですが、それはまだ半分です。

早速ですが、例え話をひとつ。

自分がなぜか同じ悩みにぶつかってしまう。これを解決してほしい。という悩みを持っている方がいたとします。

人間関係や仕事、プライベート、条件は異なるのに、なぜか、孤独を感じてしまうという内容です。

特に人が嫌いなわけでもなく、嫌われているわけでもありません。仕事もよくこなせる方です。

自分では、なぜ孤独に行きついてしまうのかが分からないということでした。

悩みや課題の解決はスッキリすることではありません

よくよく聞いていくと、「自分とみんなとは違う」という前提が全ての解析に含まれています。

共通の同じテーブルについてしまうと、自分という存在が消えてしまうという思い込みが影響していたのです。

だからと言って、強烈な自己否定や価値を低くみているという解析が働くわけでもありません。

ただ、同じテーブルにつくことを避けることが、自分という存在にとっても、周りの人たちにとってもいいことだという決めつけがあったのです。

この方のパターンは、

結果的に孤独を感じていたわけではなく、実は、初めから自分をあえて「違う存在にする」という分離意識を持っていたのです。

この内容が自分とつながって納得できた彼は、こう言います。

「おかげで、ようやく胸のつかえが取れました。とてもスッキリしました。」

数週間後、彼から連絡が入ります。

「また、同じ孤独を感じてしまいます。どうしてでしょうか?」

スッキリしたはずなのに、なぜ、また…

さて、

自分の内面が明確になり、自分ともつながることができ、納得もでき、違和感なくスッキリしたのにも関わらず、同じ状態になってしまっています。

このサイクルを繰り返してしまう人は多いように思います。

繰り返してしまうのはなぜでしょうか?

その課題がなぜ生まれたのか、自分が何を思い込んでいたのか、課題や悩みだと決めていた正体はなんだったのか。 それらが、今の自分ときれいにつながれば、誰でも、「なんだ!そうだったのか!」とスッキリします。

でも、重要なのは、それがどういうメカニズムや構造で、自らが生み出してしまったのかを理解することです。再現可能なまでに。

繰り返しているということは、そこには必ずパターンがあるはずです。

それをメカニズムや構造に置き換えて理解することができれば、再現されたときにその動きを止めることができます。

重要なことは、動きを止められるほど、動きが観えるようになることです。

東洋医学で「未病」という言葉があります。

by 薬用養命酒

病気とは言わないまでも、その傾向がある状態を指している言葉です。 身体のサインを認識でき、対応することができれば、病気になることを防ぐことができるよというものです。 そのためには、身体の仕組みやメカニズムをよりよく知っておく必要があります。

悩みや課題といった、心の動きについても同じことが言えます。 同じ悩みや課題がどういう仕組みやメカニズムで生み出してしまったのかの理解に取り組むことで、より深く認識することができるようになる、認識のセンスが身についてきます。

身体は、常に最適な状態に維持しようとする動きをしています。 心や考えも維持しようとする動きは同じです。 しっかりと維持できている状態の最中は、この動きを実感したり認識したりするこはとても難しいものです。しかし、その動きが維持できず、不調になれば、その違いを脳が認識でき、より観察しやすくなります。

最も、観察しやすいのは、回復した時です。

不調の時は、じっくりと観察する余裕はありませんし、不調の最中は認識しづらくもあります。

メカニズムや構造に置き換えるほど明確に認識するには、違いがはっきりと認識できることが必要です。 脳の認識のクセを活用するとより認識しやすくなります。

違いがはっきり・くっきりしている方が脳は認識しやすい

例え話の方のその後ですが、

スッキリした時点で、もう繰り返すことはないと思い込んでいたことが要因でした。

再度、メカニズムや構造で、自分が何を観ていたのか、選択していたのか、判断していたのかを理解した後に、再び起きてしまった孤独感を自ら検証しなおしてもらいました。

その時に初めて、自分が初めから分離意識を前提として選択していたことに気付きます。

「違い」に基づいて解析を重ねている解析の動きを、とらえることができました。

それまでは、基づいていたという動きの重要性に気付いてはいませんでした。

その動きに気付いたことで、「共通点」という今まで選択できなかった解析ができるようになります。

さらに、「共通点」を解析できたことで、これまで習慣的に解析していた「違い」についても、とても狭い範囲での解析だったことに気付けるようになりました。

「相違点」と「共通点」。

この二つの解析を使えるようになることを新しい課題として取り組むことで、孤独感ではなく、新しい発見や気付きが、関係構築に変化をもたらしていくことができるようになりました。

解析の出発点が変わったからこそ、起きた結果です。

変化は、出発となる基準点を変えることがその本質です。

ここでは、「前提」や「基づいた動き」がそれに当たります。

「スッキリした」だけでは、まだ半分です。

出発を変えることができる自分になれること。

その自分になれて初めて、これまでの自分が理解できたことになります。

あとは、新しい気付き・発見を選択肢、蓄積していくことだけです。

新しい自分になって、新たな世界を開発していく。

自分の意志や心の動きによって、自分の世界を開発していく、こんなことが当たり前になったら、面白いと思いませんか? 

スッキリを超える、ワクワクの世界を始めましょう!

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