日本の教育の在り方が変わろうとしています。ご存知でしたか?


2020年から、学校の教育のあり方が変わろうとしています。

日本には中央教育審議会(中教審)という文部科学省の機関があります。 ここでは、幼稚園から、小学校、中学校、高校、大学の日本の教育の方向性やあり方を決めています。

今のところ、具体的に変わることが分かっているのは、入試です。

これまでは、私たちが知っているように、どれだけの情報・知識を、正確に理解し記憶しているのかが問われてきました。

一夜漬け、よくやりましたよね。

次の週にはもう忘れていましたが・・・(笑)

変わろうとする入試は、大学入試高校入試です。 それぞれ、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」「高等学校基礎学力テスト(仮称)」に変わることが決定されています。

変わるポイントは、「記憶する」のではなく、得た情報知識を、どれだけ自分で「考える」ことができるのか。また、「活用する」ことが出来るのかが問われていくスタイルになるようです。

文部科学省の表現では、「思考力」・「判断力」・「表現力」を問う試験になるとしています。

by benesse

入試の変化はまだ6年も先の話ですが、すでに教育の現場では、変化が生まれています。 アクティブ・ラーニングという、実施教育を増やしている学校が増えています。 アクティブ・ラーニングとは、先生の授業を机に並んでノートに記録していく授業ではなく、生徒達が協力しながら、目標を達成したり、成果を出しあったりしていく授業です。

コミュニケーションやディベート、ディスカッション、チームプレイを通しながら、生徒が能動的に気付き・発見を蓄積しながら、問題解決をしていく力を身に付けることが目的のようです。

僕が社会に出たのが2000年でした。

その時すでに、学校教育は企業では役に立たないと言われていました。

実際、大卒の人は、知識やプライドばかり高く、中卒や高卒の人の方が、素直に一生懸命仕事に向かう姿勢に優れていると、よく耳にしたほどです。

大卒の人間は話が聞けるようになるまで時間がかかると。

時代はそこからも大きく動き、インターネットを使うのは当たり前。スマホも普及し、大量の情報・知識を簡単には得ることができています。 先生や先輩よりも、生徒や後輩の方がよっぽど多くを知っている現状が、当たり前になっています。

しかし、多くの人が必ずしも幸せではありません。

逆に格差は広がり、日本でさえ、貧困で義務教育が受けれない子どもの存在が、社会問題になるなど、問題は子どもから年配の世代にまで溢れ、解決法方が見つからないのが現状です。

個人においても、

「自分で意思決定が出来ない」「自ら気付けない・発見出来ない」「他人の創った情報知識を使っている自覚がない」など、自分の人生なのに、どこか他人事の感覚さえ見てとれることは少なくありません。

このままでは、自分の存在意味や尊厳を自ら構築することができない人が、溢れてしまうことになります。

これは、人が人として尊厳ある生き方ができない、危機的な状況です。

その中での新しいの教育の在り方は、最も解決すべき問題を自ら発見し、解決できる人材を育成できる点で、素晴らしいチャレンジだと思います。

今回の変化をシンプルにとらえると、「受動的な教育」から「能動的な教育」への変化を挑戦していくことになります。

大きな課題が生まれるとすれば、それは親と子の教育における観点の違いです。

親世代の教育観は、受動的でした。

自ら問題を発見し、解決していくために、能動的に動いていくことを、遠慮しがちな教育だったのではないでしょうか。

「先生のいうことを聞いていればいい」「真面目におとなしくしていればいい」「いい学校に行って、いい就職ができればOK」

それとは、全く異なる教育観へ変わろうとしてるわけですから、学校の現場のみならず、親と子どもの教育観の違いは、混乱をまねきそうです。

学校と家庭で教わる「人間力」「人間関係力」の観点の違いで、子どもの混乱が起きるのは間違いないでしょう。

協力関係の構築を阻害するのは、「絶対に自分が正しい」という判断基準・観点を持ってしまうことです。

全ての思考は、必ず「自分の知っている情報・知識」に基づいています

何かを理解しようとするときは、この「自分の知っている情報・知識」によって、理解できるかできないかが決まります。 これは、判断・選択・行動する時も同じです。

自分と他人では、自分の「知っている情報・知識」が同じではないため、違いが生まれます。

この違いを乗り越えるためには、相手の「知っている情報・知識」に基づいた上で、相手が伝えようとしていることを理解することが必要です。

しかし、これまでの教育の結果、多くの大人たちは自分の「知っている情報・知識」に基づいて、相手を理解しようとしてしまいます。

この時に、「絶対に自分が正しい」判断基準・観点があると、相手の「知っている情報・知識」を受け取ろうとすることができなくなってしまうのです。

新しいの教育の在り方を成功させるためには、この判断基準・観点の仕組みを理解する必要があります。

子どもや先生だけではなく、子どもに接するすべての大人たちに。

さらに世界に目を向ければ、どの先進国も問題が多様化し、解決策が導き出せない時代になっていることが分かります。

これまでの時代を創ってきた世代は、あまりにも多くの問題を生み出しすぎてしまいました。

これから未来を創っていく世代には、事の本質を認識することができ、根本的な施策が実行できる能力が必要になってくるでしょう。

日本の教育がその先駆けとして、これまでの時代を超える新しい可能性へ向かう姿勢・態度を、世界に発信できればと願ってやみません。

教育の在り方の変化。これからも要注目です!

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