学校がチームになるって知ってました?


学校が、チーム体制である限界を突破しようとしています。

この対策をとるに当たり、一番の問題は、 「学校で行う業務の数に対し、先生の数が圧倒的に足りず、肝心の子どもの教育に集中できない」 という現状です。

これを、学校に様々な専門家や地元の人と手を組みながら、先生が教育に専念できる環境に変えようとするものが、「チーム学校」です。

ポイントは3つ 1.専門性に基づくチーム体制の構築 (教員、事務職員、専門スタッフ等が連携・分担し、それぞれの専門性を発揮できる体制の構築)

2.学校のマネジメント機能の強化 (校長がリーダーシップを発揮できる体制の整備)

3.教員一人一人が力を発揮できる環境の整備 (教職員の人材育成や業務改善等の取組を推進)

この変化は段階的に進めながら、10年先の実現を目指すようです。 「えっ!10年後!、遅いんじゃない?」と思われる方が多いのではないかと思います。 実は僕も始めはそうでした。 でも、白書を読むと、今の学校が問題で溢れ、解決の道筋が創れない現状が明らかになっています。

白書の中で、度々出てくる単語があります。それが、「学校の問題の複雑化・多様化・困難化」です。

白書にはこんなことが書いてあります。

・自己肯定感や学習意欲、社会参画の意識等が国際的に見て低い。

・子供の自信を育み能力を引き出すことは必ずしも十分にできていない。

・教育活動に必要な、カリキュラムを計画、実施、評価、そして改善するための、ヒト・モノ・カネや情報、時間などの資源が足りない。

・学校の運営が、学年単位、学級単位、教科単位に陥りがち。

・心理や福祉など教育以外の高い専門性が求められるような事案も増えているが、教員だけで対応している。

・学校をとりまく環境の変化。都市化・過疎化の進行。家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化。地域社会等のつながりの希薄化や地域住民の支え合いによるセーフティネット機能の低下の影響を受けている。

・情報技術の発展により、各種の情報機器が子供たちの間でも広く使われるようになり、人間関係の在り様が変化。

・我が国の子供の貧困の状況が先進国の中でも厳しいということも明らか。

・精神疾患により病気休職している公立学校の教職員数は、平成4年度から平成21年度にかけて17年連続して増加し、平成25年度においても、5,078人と、依然として高水準で推移しており、教職員のメンタルヘルス対策の改善・充実は喫緊の課題。

平成26年度文部科学白書 第4章

カリキュラムの変化のような、小手先の変化ではもう対応できない状況にあるのが分かります。 そう、かなりの複雑化・多様化・困難化な状況なのです。 これを、地域や専門性のある人員を巻き込みながら、これまでの「学校の範囲」を超えた改革を行おうとしているのが、「チーム学校」ということになります。

時間がかかってしまうのは、「学校の範囲」を大きく変えようとする体制づくりにあるようです。 これまでの法体制では、教員として学校運営に参加するには、教員資格などが必要でした。

それを、地域教員、福祉専門教員、心理専門教員、部活教員など、幅広く学校運営に参加してもらうためには、新たな法制度や研修制度、学校の運営体制など多くの枠組みを変えていかなければなりません。

また、現在の教員にも研修を入れていきたい意向もあるようで、現状から一気に変化させようとすると、既にパンク寸前の学校体制が立ち行かなくなることも配慮しての、「10年かけた段階的な変化」をしようとしているようです。

今回の記事は、前回の「日本の教育の在り方が変わろうとしています。ご存知でしたか?」記事を書くに当たり、「チーム学校」のプロジェクトが始まっていることを知りました。

白書で、これほどの課題があげられていることを考えると、実際の現場は、混乱を極めているのではないかと思われます。

「教員の精神疾患による病欠」のデータがそれを表しています。

さて、これほど問題が複雑化・多様化・困難化がある中で、何を考えていく必要があるのでしょう。

時代の整理から始めてみたいと思います。

近代は、 「分けて」「分析して」「統合する」ことが主流でした。 いわゆる、分業制ですね。 これにより、ある規律に基づいて、最大限の成果を生み出すことが可能になりました。

メイドインジャパンの最も成功できた要因は、全体主義的に一体となって高いクオリティーを実現できたことです。

現代は、

ITの技術の大きな発展もあり、「つなげて」「融合して」「ALL ZERO化」が、今まさに主流になっています。

スマホから始まり、発信者と視聴者の境界線をZERO化させた「Youtube」や「SNS」。

タクシー会社の境界線をZERO化したタクシー配車サービス「Uber」

他にも、様々なコンテンツを融合したサービスが、ユーザー間でも投資家の間でも注目を集めています。

by Uber

このようなサービスを可能にしているのは、「境界線がある」前提を超えた観点から、「境界線の無い」観点から発想する解析力です。

一見バラバラに見える世界にも、その全てに共通する共通点(特異点)があります。 その共通点から、様々な境界線を再規定することで生まれたサービスが、現代の主流になっています。

今回の「学校の問題の複雑化・多様化・困難化」も、これらの全てに共通する特異点を見つけることが必要と言えます。 子ども、教員、地域の住民、親、精神的ストレス、業務量の増大、、、 これらの全てに共通する観点を見つけ、その観点から様々な問題を再規定することで、突破口を構築することが可能になるはずです。

ひとつあげるとすれば、それは「安心の関係性」といえるのではないでしょうか。

「問題がある」前提から考えていては、ZERO化できてはいません。

個人の発想も萎縮するばかりです。

学校がこれほど混乱するのは、学校の問題ではなく、社会や国家、人類全体が解決できない時代に突入しているからこそです。学校という枠内でそれらの問題が顕在化されているにすぎません。 今回の内容を知るに当たり、問題(境界線)が全て消え去っている観点にあるのは、100%の安心感ではないかと感じています。

とはいえ、もちろん簡単ではありません。

学校のシステムや構造を変えるだけでは、「安心の関係性」を創ることはできません。

自分以外を変えるのではなく、自分自身を変化する技術が必要です。

例えば、

あなたが読んでいるこの画面も、実際に見ているのは光だけです。眼は可視光線しか入力することはできません。

光の濃度と反射の角度で、色や形を脳が処理し、あなたの知っている情報・知識とつなげて、文字、そして文章を認識しています。

さらに、読んでいる文章から、「あなたが読み取った世界」は、実際に「僕が描いている世界」とは必ず違いがあります。

しかし、多くの場合、「自分が読み取った世界」を前提に、解析が始まり、僕という人物像に対する決めつけが無意識に働いてしまします。

そこから、あなたと僕(ブログ)との関係性が決定されてしまうのです。

「安心の関係性」を創るには、自分自身の認識した世界を客観的に認識し、変化可能になれることが必要です。

変化可能になれば、そこから構築できる関係性は、安心を超えた「尊厳の関係」へと変わっていくでしょう。

何を言われても尊厳が傷つくことがないことを、明確に悟り知った状態です。

これを技術として体系化したのが、このブログでその可能性をご紹介している「認識技術・観術」になります。

12月20日には、認識技術・観術の創始者であるNohJesuが直接語るトークライブイベントが行われます。

◆詳しい情報に興味のある方は、こちらをご参考ください。

12月20日 東京

Noh Jesu トークイベント 『世界に影響力を与える日本のグローバルリーダーシップが可能な理由』

12月~2016年3月  東京、福岡、北海道、大阪

NR 1Dayセミナー

12月~2016年3月  東京、福岡、北海道、大阪

認識セミナー

◆チーム学校に関する情報はこちら。

「チーム学校」ってなに?NHK

チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について 文部科学省

#学校 #観点 #観術 #変化 #問題解決 #知っている世界から自由 #人間関係 #NohJesu #教育

4回の閲覧

​お問い合わせはこちら

@2020 by Yamada Yuki  Proudly created with Wix.com