自分を見極める大切さ


人間は、必ず足りない何かを持っています。

身体的であったり、能力的であったり、センスであったり。

このブログでも何度かご紹介していますが、、人間の認識の構造自体が偏りを生み出してしまう「認識のクセ」を持っています。その「認識のクセ」を持っている限り、認識した瞬間に足りない何かが生まれてしまうのです。

「認識のクセ」には、

・全体を観ているはずなのに、実は部分や違いを見ていること。

・目の前の存在のありのままをいくら見ようとしても、必ず自分の過去の経験によって、理解しようとしてしまうこと。

・勝手にグループに分けたり、分離の境界線を引いてしまったりすること。

そんな特徴があります。

そして、その特徴が集約され、目の前の存在の全体像を決めつけてしまいます。

この全体像を勝手に決めつけていることに気付けないこと。

これが、様々な悩みや課題、問題を創りだしてしまいます。

・思った通りにならない。

・相手や自分を否定してしまう。

・過去のトラウマや成功体験から抜け出せない。

・いくら頑張っても変化できない。

などなど、人間の持つあらゆる悩みや課題は、この「認識のクセ」が根本的な影響を与え生み出されているものです。

自分や自分に関わる何かを変化したいという願いや欲求は誰にでもあるものです。

人によっては、莫大な時間とお金を費やしてまで、取り組む方も少なくありません。

僕も「疎通の課題を解決する」問題意識を持ち、多くの方々とお会いする機会に恵まれていますが、よくお話をさせていただくのが、「自分を見極める」ということです。

何かしら変化に取り組むのであれば、「見極める」ことなしには、取り組むことさえできませんよと。

例えば、

「私は短気で怒りがすぐに出てしまうのが悩みです」について考えてみましょう。

この悩みを解決するために行うことといえば、怒りを静めたり、感情をコントロールするためのスキルを学ぼうという考える方が多いのではないでしょうか。

スキルを身に付けることが出来れば、この悩みを解決することができると。

この状態は、「見極めが出来ていない」可能性が高いことが分かります。

「怒り」が問題だ、という前提に基づいて、その解決に取り組もうとしているのが、ポイントです。

怒りによって、人間関係がこじれてしまったり、必要のないストレスを溜め込んでしまうのは、確かに悩みどころです。

しかし、重要なのは、「怒り」ではなく、怒りが「どんなプロセスによって生まれてしまうのか」を見極めることですよとお伝えしています。

人間の感情は、勝手に動くことはありません。

必ず、何かとの出会いによって感情が動き出します。

何かと出会い、その出会いを自分の過去の経験から理解し、その理解した情報知識に基づいて、感情が動き出すのです。

この過去の経験から理解するというプロセスに、認識のクセが強く影響を与えています。

同じ過去の経験をしていない人は、怒りが出てくることはありませんし、全く違う反応をする人もいるはずです。

72億すべての人類が、怒りという反応をしないのであれば、その理解は、その人特有だということになります。

そして、過去の経験が影響をしているということは、目の前の存在を観ているのではなく、自分の過去の経験を観ているのだということになります。

「見極める」というのは、その人の悩みが生まれるプロセスにおいて、その人特有の「観ている世界」を見極めることです。

その観ている世界は、自分勝手に創り出した小説であり、思い込みの世界です。目の前の存在について、他の解析もできるはずなのに、怒りが動いてしまう解析に固定されてしまっていることになります。

固定させているのは、自分です。

存在によって固定されることはありません。

つまり、最も変化すべきなのは、その固定の観方(観点)しか選択できない自分を変化すべきだということが分かります。

私たちは、「○○のためにどうすればいいのだろう」と考えがちです。

足りないものを満たすために。

悩みを解決するために。

出来ないことをできるようにするために。

しかし、考えなければならないのは、「何によって○○となっているのか?」です。

自分のどのような観方(観点)が固定しているから、○○だと考えてしまうのだろうか?

見極めなしに身に付けた情報知識は、逆に固定をさらに強固にさせてしまいかねません。

固定しているということは、目の前の存在と出会っているのではなく、自分の創りだした世界としか出会っていないことともいえます。

自分の創った自分の世界によって、自分が悩んでしまう。

この状態からはいち早く抜け出したいですよね。

見極めることの大切さ。

ぜひ、覚えておいてください。

自分を見極める二つの学びを開催しています。

「現実が創られている考えのクセの設計図を、自分の言葉で徹底解明」

これは、個人の考えや感情のプロセスを見極める内容です。

「日常を創造的にする為の、脳の認識が持つクセを理解する講座」

こちらは、人類共通の側面から、なぜ人は考えや感情が偏ってしまうのかをお伝えしている内容となっています。

一人を観察するには、人類共通の側面と個人の側面を観れるようになることが大切です。

ぜひ、二つの学びを活用してください。

#問題解決 #認識のクセ #変化 #観点固定

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