歴史的偉大な法案が採択されました‐「核兵器禁止条約」‐


by mainichi news

27日に、ニューヨークで開かれている国連総会で、核兵器を法的に禁止する初めての条約「核兵器禁止条約」が採決にかけられました。

賛成123、反対38、棄権16の賛成多数で採択され、法的な根拠を持つ核兵器廃絶法案に、歴史的大きな一歩を踏み出したことになります。

この採択に対して、日本は唯一の被爆国として、核廃絶へ向けての姿勢を強く世界へ発信し、この法案の可決に大きな影響力を与え…...

というわけではなかったようです。

「核兵器禁止条約 決議案が国連の委員会で採択 日本は反対」

そう、なんと核兵器禁止条約に反対の立場をとりました。

理由は、アメリカとの関係です。

日米安全保障条約の下、核の恩恵を受けている日本の立場では、反対する意思決定ができなかった。これが政府の見解のようです。

意思決定はとても重要です。

26日、意思決定が議論の的となったある裁判が多くのメディアで取り上げられていました。

それは、2011年の東日本大震災で起こった、大川小学校の津波訴訟です。

大川小学校で津波の被害を受け、23人の児童の亡くなったのは、避難誘導を行った教員の判断が不適切だったのでは、という内容です。

「大川小学校の津波訴訟 石巻市などに14億円余の賠償命令」

全ては、地震が起き、児童が校庭へ避難して津波が来るまでの50分ほどの間で起きたことです。

校庭から小走りで5分ほどの裏山に登れば、全員が助かっていたにも関わらず、その決定をせず失われた命。

残された遺族の心は、納得できるはずがありません。

ニュースの中では、

「子どもからの裏山へ避難すべきではという意見は聞いてもらえなかった」

「先生たちが議論しあっていた」

「保守的な学校で、先生同士の人間関係に序列があった」

「裏山が土砂崩れなどの危険があると認識されていた」

という情報が裁判をきっかけに新たに明らかになり、判決の材料とされていたようです。

いずれにせよ、どんな意思決定をするのかによって、どんな結果が生み出されるのかが決まります。

遺族がコメントしていた、「二度と同じ悲劇を起こしてほしくない」がとても印象深く残りました。

大きな事件が起きたとき、同じ願いも繰り返されてきました。その願いは、様々な形で後世に伝えられ、同じ過ちを確実に繰り返さない取り組みがなされます。

大川小学校で行われた意思決定は、とても残念な結果を残してしまいました。

どんなに科学が発達し、教育の水準が上がったとしても、最終的に意思決定するのは、人間であることは変わりません。

当事者であるからこそ、二度と繰り返したくない気持ちは、誰よりも強い意志となり、そうでない人の意識を変革していきます。

唯一の被爆国である日本。

当事国である日本にある意志は、そうでない国家、そして世界の意識を変革していく立場にあるはずです。

他の国からどう思われるのかを気にしている意思決定は、当事国の意思決定とは言えません。

「二度と同じ悲劇を起こしてほしくない」

この一言を、意志をもって発言し続けてほしい。そう願ってやみません。

どんな理由であれ、

起こしていい悲劇など、一度だって許されるものはないのだから。

#平和 #日本 #国家 #戦争

90回の閲覧

​お問い合わせはこちら

@2020 by Yamada Yuki  Proudly created with Wix.com