存在現象と認識を分けること one point up

Youtubeに上げているワンポイントアップ動画の解説をしたいと思います。 nTechの初級編の内容です。 一番最初に身に着けてもらうスキルです。 動画では伝えきれなかったことを少しプラスしてお伝えします。


目次 ・伝えたかったこと ・私という存在はなぜ自由ではないのか ・存在現象の私が悪いわけではない ・認識している私が必要なわけ ・実践 使ってみよう ・トレーニング



◆伝えたかったこと

ワンポイントアップの企画3つ目は、「存在現象と認識を分ける」です。

ここで伝えたいことは、あなたがあなたで在り続けたいのなら、存在現象と認識を分けましょうというもの。

存在現象の私は、私という存在
認識の私は、そう認識している私

現実は結局、自分が観ている世界です。

そんなことはもう知っているよ、という人が増えている時代になりました。

でも悩んでしまう、苦しんでしまう、こんなはずじゃないのにって、自分の尊厳や心を小さくさせてしまう。

これが起きてしまうのは、存在現象と認識を分けるスキルを使っていないからです。

◆私という存在はなぜ自由ではないのか

私という存在は、動画の中でも語っていますが、あらゆる原因が自分に無いことが特徴です。

これは、私という存在自体が生まれた瞬間に自分以外の存在が生まれてしまうからです。

つまり、私という存在は、自分以外の存在との関係を前提としているんですね。

私という存在と対話しようとすればするほど、他者がそこにいます。

親やパートナー、友達や仕事仲間。学生の人は学校の人間関係とか。

私という存在は、他者との関係によってはじめて存在できる

これが、私という存在が自由ではなくなる原因です。

でも、そうじゃないと言いたくなります。

私という存在は私が決めるんだと。

私という存在は私が決める。

そう思いつつも、やっぱり、人は関係を求めるんですね。

私が決めた「私」を確認するには、他者が必要だからです。

存在現象の中の私では、その矛盾がダイレクトに自分自身への限界へと直結してしまいます。

◆存在現象の私が悪いわけではない

存在現象の私は、他者との関係なしには存在できません。

これは、他者が私をどう思うのかに影響受けてしまうことを意味します。

ただし、これが悪いことだ、×だ、とは決めつけないでください。

これはこれでとても重要な世界です。

関係があるからこそ、感情が育ち、尊敬する人や憧れる人。

恋愛や愛を知ることができます。

受動的な世界ですが、学びに溢れている世界でもあります。

そこに出会いがあるから、関係があるからです。

問題なのは、自分自身が受動と主体を混同していることです。

◆認識している私が必要なわけ

認識の世界は、動画でも言っている通り、「〇〇だと認識している私がいる」という着地点を持つことができます。

スキルとして身に付けば、これが出発点になります。

「私は〇〇をどう認識したいのか」「どう認識すべきか」

となるんですね。

ここから考え感情を始めることができます。

この観点が必要な理由は、意思決定です。

私が100%原因となって決定する

自分以外の誰かが原因でもなく、理由でもない。

認識する主体の私が、規定し決定すること。

この私から出発するからこそ、自分と自分の世界すべてが「私」になっていきます。

この自分と自分の世界を持った人同士が、関係性を結んでいく世界。

これが尊厳の世界、尊厳社会です。

◆実践 使ってみよう

動画の中では「あの人の一言に傷ついた」を例題に扱いました。

ここでは、少し整理の仕方を端的に表現してみます。

存在現象

1.自分という存在がそこにいる

2.自分以外の他者がいるのが当然

3.他者からどう思われるのか、どう扱われているのかを気にしている

4.関係性を変えたいと思う

5.具体的な考え、行動に移る

認識

1.そう認識している私がいる

2.私が認識している世界の原因は100%私

3.そう認識したこと以外にも、認識できる世界があることを気にできる

4.認識している私を変えようと思う、ベストな認識を探ろうとする

5.本来の私であり続けようと決断、選択する

重要なのは見てもらえば分かると思いますが、3つ目です。

他人を気にするのか、それとも自分自身が変わろうとするのか。

ここで大きく方向が変わります。

認識の世界には他人からどう思われるのかという受動的な視点はありません。

私自身が、本来在り続けたいと思う私になっているのか。

その私なら、どんな認識をすべきだったんだろうか。

ここを創造し続けていくこと。

これが認識の世界です。

◆トレーニング

とはいっても、簡単ではありません。

1から順番に、観察をすることを繰り返すことです。

なんとなくから始めてみましょう。

正解を探そうとするのではなく、違いに注目してください。

存在現象の世界と認識の世界の違いに。

2つの世界は全く別の世界なので、景色も違うはずです。

景色が変わって見えたら、コツが少し分かってきたと思うといいでしょう。

時間に焦った時。仕事でうまくいったとき/いかなかったとき。暇だなと感じている時。ごはんを食べている時。

存在現象の世界と認識の世界を分けることが常駐できたら、それは自分と自分の世界を構築できる扉を開けたということです。


もうすぐ、12月です。

紅葉も進み、もうすぐ息が白くなる朝がやってきますね。

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